放蕩記

科学ライター荒舩良孝の日記

日曜朝のがっちりマンデー

日曜の朝はTBSテレビのがっちりマンデーを見るのが好きだ。

この番組は儲かるしくみやビジネスをいろいろな角度から見せてくれる。

今朝のテーマは「儲かる島」。

離島でのビジネスだ。

 

離島というと、観光くらいしか思い浮かばない人が多いかもしれないが、その島の特色などを活かして、ビジネスへとつなげている人たちも多い。

 

今朝紹介されていたのは、

 沖縄県 久米島

 奥尻島奥尻ワイン

 八丈島のロベ栽培

の3つの話題だった。

 

奥尻のワインは、1993年に起きた北海道南西沖地震がきっかけで誕生したという。

奥尻の建設会社が、島の雇用機会をつくるために人手がかかるブドウ栽培をはじめ、ワイン造りにまで広がっていったのだ。

もともと、ブドウにもワインにも何の関係のない建設会社が、雇用機会をつくるためにブドウをつくりはじめたというのも驚いたが、粘土質で水はけの悪い土地に建設資材のパイプを埋めて土地を改良してしまったという話にも驚いた。

初めてのことにも、怖じ気づかずにチャレンジしていく精神は、すごく見習っていきたいと思った。

 

この奥尻ワインはブドウが潮風にさらされるおかげで潮の風味がするという。

一度飲んでみたいものだ。

okushiri-winery.com

 

 八丈島のロベとは、観葉植物として人気のあるフェニックス・ロベレニーのこと。

ロベの葉は花束やフラワーアレンジなどでよく使われるそうだ。

八丈島はこの植物の栽培が盛んで、日本に流通しているロベの葉の約9割を押さえ、島の経済を支えているという。

 

久米島の話は明日にでもしたいと思います。

では。

 

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(写真は私が行ったことのある離島の1つ、種子島で撮影したもの)